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■農業祭
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国分寺市農業祭は11月の第1日曜日に都立武蔵国分寺公園にて『国分寺まつり』の一部として開催しており、大変なにぎわいを見せております。
野菜や植木などの農畜産物品評会や農作物の直売を行い、多くの方に地元農業の紹介をしています。
農業祭会場の中心部には我々青壮年部員が地場産野菜で作成した『宝船』が展示され、農業祭のシンボルとなっています。
また、宝船で使用した野菜を無料配布する『宝わけ』は農業祭のメインイベントとなり、300名を超える行列を作るほどの人気があります。
農業祭は青壮年部活動の中でも年間最大のイベントであり、多くの市民と触れ合う場として農畜産物の展示や直売を行い、国分寺の農業をアピールしています。
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イベント名
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開催日時
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青壮年部野菜直売
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2013年11月4日(月・振休)午前9時より開始
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農作物品評会展示
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2013年11月4日(月・振休)午前10時~11時半まで
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農作物品評会販売
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2013年11月4日(月・振休)午後1時からなくなり次第終了
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『宝船』宝わけ予定日時
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2013年11月4日(月・振休)午後3時より開始
※宝わけ開始前にお並びいただきますので、皆様お早めにお越しください。
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■農業祭の様子
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毎年多数の来場者で賑わう農業祭。
13時、農産物品評会販売が始まりました。
年に一度、地元の農家が農産物の出来栄えを競うこの品評会は、販売を待つ人で朝から行列ができるほどの人気です。
お野菜を購入された方にお声かけしてみると…。
「初めて来ました。たくさんの人が並ぶのね!ほうれん草や大根を買いました。立派で美味しそう」
という武蔵野市から来た主婦のお二人や、
「テレビで見た珍しいカボチャを買いました!どれも安くて驚きました。たくさんあるので楽しかったです」という小平市の若いご夫婦、
「毎年野菜とお花を買っています。この子が好きなブロッコリーと、今年は銀杏も買いました。お花はビオラをたくさん買えたので、庭に並べようと思っています」
という国分寺市と目黒区の二世帯のご家族まで、様々な方々が国分寺の農産物を楽しんでくださっているようで感激しました。
14時すぎには、『宝船』の周りが騒がしくなってきます。
『宝分け』を待つ人の列が伸びていくなか、いよいよ『宝船』の解体です。部員で力を合わせて、皆様に喜んでもらえますようにと
思いを込めて袋に詰める野菜たち――今年は野菜が350人分、その後に配る花が120人分になりました。
中身は袋を開いてからのお楽しみです。待っている方にお話を伺うと、「家が近所で、毎年来ています。新鮮だし、地元のお野菜は
美味しく感じますね。並ぶのは大変だから今年はやめようかなと思ったけれど、無料だと思うとやっぱり来てしまいました。
いつも嬉しく思っています」と答えてくださり、胸がいっぱいになりました。
関田部長のあいさつがあり、15時になったと同時に『宝分け』の開始!部長からお一人お一人に袋が手渡しされます。
開始15分で野菜がなくなり、あっという間に花もなくなり、渡せなかった方々には申し訳なくなり…。
たくさんの人の笑顔と「いっぱい入っていて重いくらいよ」「意外なものも入っていたけど、頑張って料理します!」
というお声をいただきました。
私たちの作った野菜が、これから皆様の家でどんな風に食卓に並ぶのだろう?鍋かな?煮物かな?なんて考えていると、
とても胸があたたかくなります。農業祭では、直接お顔が見られる分、その喜びもひとしおです。皆様との数少ない関わりの
場をこれからも大切にしながら、国分寺産の農産物を守っていきたいと思います。
ぜひ来年もお越しください。
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※画像をクリックすると拡大します。
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- 宝船作り始め - |
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- 野菜を数珠状に - |
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- 宝の積み込み - |
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- 宝船の完成 - |
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- 集合写真 - |
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- JAキャラも応援 - |
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- 宝分け袋詰め - |
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- 宝分け - |
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- 品評会並ぶ市民の列 - |
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- 品評会展示風景 - |
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- 直売風景 - |
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- 果樹植木展示 - |
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■宝船について
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『宝船』とは、もともとは七福神を乗せた船のことを指す縁起物として有名です。農業祭の宝船は『野菜の宝船』。室町時代に五穀豊穣と人々の幸せを願って俵や稲束などをのせて描かれたのが始まりといわれ、野菜の宝船が登場するのは江戸時代の頃のようです。
『宝船』に積み上げられた野菜を無料配布するのが『宝分け』です。皆様に地元・国分寺の野菜を味わっていただけることを大変嬉しく思っております。
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